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家づくりのこだわり

20.07.07

家を長持ちさせる梅雨対策

こんにちは、サンオウホームです!

 

 

湿度が高くジメジメする梅雨シーズン
洗濯物を室内に干すことが多く、家の中には湿気がこもりがちです。
特に、湿気の多い浴室や洗濯室などの水回りは、カビが発生しやすいので気をつけたいですよね。

 

カビが繁殖しやすい条件は、3つあります。
●湿度:70%以上で活発になる
●温度:25℃~28℃が最適
●栄養:ほこり、皮脂汚れ、食べカスなど
ただ、これらの条件に当てはまっても、発生しやすい場所としにくい場所ってありませんか。
この違いとは、何なのでしょう?

 

サンオウホームは、その原因を次のように考えています。
【原因1】空気の流れがない
【原因2】温度変化がない
【原因3】日が差さない
つまり、空気がこもりやすい風通しの悪い場所太陽の光が当たらないため温度変化がない場所は、カビが発生しやすい原因となるのです。
特に、3つの原因が当てはまりやすい「北向きの部屋」は要注意!

 

カビや菌は、直射日光の紫外線による殺菌効果で抑制することができますが、北向きの部屋は、1年を通して太陽の直射日光が入らないためこの効果を得られません。
北向きの部屋でなくても、北に接する壁や棚・ベッドなどを置いている場合も注意が必要です。

 

家具の後ろは空気の流れが悪くて湿気がこもりやすい上、北側は日光が届きにくい場所なので、家具と壁の間やクロスの裏など、目に見えない場所にもカビが発生しやすいのです。
カビ発生のリスクを下げるためには、3つの原因のうちの1つでも回避するとよいでしょう。

 

 

その対策法として最も効果的なのは、「換気」です。
窓は対極にある2ヶ所開けることが理想的で、空気をしっかり入れ替えましょう。
トイレ、脱衣所、浴室、洗面室、キッチンなどの水回りを中心に、定期的に室内を換気することがカビ対策になります。

 

家具の裏側に発生しやすいカビは、壁との間に握りこぶしひとつくらいの隙間を作り、空気を循環させることで改善するケースが多いですよ
梅雨だからと言って窓を閉め切らず、換気をしっかり行って、カビが発生しないように対策を講じたいものです。

 

ただ、最近の住宅は、高断熱高気密の家が多いため、昔の家ほど神経質にならなる必要はありません。
また、新築住宅においては、建築時に24時間換気システムの設置が義務付けられており、常時換気扇で換気を行うこともできるようになりました。
しかし、電気代がかかるのも気になるところ。
やはり、機械換気と自然換気を併用することがおすすめです。

 

カビは健康にもよくありませんし、発生してしまったらクロスを張り替えたりする手間も費用もかかってきます。
健やかな暮らしのためにも、家を長持ちさせるためにも梅雨の換気対策は大切ですよ!

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