サンオウホーム 株式会社

こんにちは、サンオウホームです！

もう1週間ほどで梅雨が明け、いよいよ本格的な夏が始まりますね。
それにしても、富山の夏は毎年暑い！
みなさんは、この暑い夏をどのように乗り越えますか？
そこで今日は、ちょっとしたポイントで家の中の暑さを回避できるコツをご紹介します。

家づくりをする時に知っておくとよいのが、お部屋の「方角」です。
直射日光の入りやすい南東（午前）、西（午後）は、陽が昇るにつれて気温がぐんぐん上昇していきます。
そのため夏は、放っておくと室内が蒸し風呂状態に…。

特に夏の西日は暑いので、リビングなどのメインの部屋を西向きで作ることは避けたほうがよいです。
間取りを決める際、どの方角にどんな部屋を設計するかは、設計士とじっくり相談して決めましょう。

また、人気の大きな窓は、開放感があっておしゃれですが、より日光を室内に取り入れてしまうため、暑くなりやすいというデメリットもあります。

最近では、トリプルガラスや遮熱効果・UVカット効果のある「Low-Eガラス」（サンオウホームの標準設備）などの高性能な窓ガラスも出てきています。
暑さ対策としては効果的ですが、その分コストも高くなるので、予算と相談しながらポイント使いしてはどうでしょうか。

また、暑さ対策には、陽射しをコントロールしてくれる「ひさし」や「軒」を作ることも有効です。
おすすめの長さは、45cm～60cmほど。

ひさしや軒が、夏は強い陽射しを遮って室温の上昇を抑え、冬は部屋の奥まで光を届けて室内を温めてくれます。
従来の日本家屋には、軒やひさしが設けてありますが、近年の住宅ではデザインとの兼ね合いであまりみられなくなりました。

もし、今お住まいのお家に軒やひさしがない場合には、窓の外に「すだれ」を下げるのがおすすめです。
昔ながらの方法ですが、すだれはとても高い遮熱効果を発揮してくれる優れもの。
低コストで夏対策ができる、まさに特効薬です。

では、カーテンやブラインドでもよいのでは？と思われるかもしれませんが、直射日光が窓を通り抜けて室内に入っているということは、すでに室内に熱が伝わってしまっており、室温の上昇に繋がります。

つまり、暑さ対策で大切なのは「直射日光を屋外でシャットアウトする」ことです。
窓の外で直射日光を遮れば、室温の上昇も抑えることができるのです。

他にも、暮らし始めてからもできる暑さ対策として、窓際の植栽もおすすめです。
枝や葉が木陰を作り、風は通しても光は通さない心地よい環境を作り出してくれます。
ご自宅のシンボルツリーとして楽しめば、視覚的にも涼しく癒し効果もありますね。
葉が落ちない落葉樹以外の品種は、手間がかからず人気です。
お庭が作れない場合には、窓際に観葉植物などを置いてみてください。
室内の温度が高まるのを和らげてくれますよ。

ぜひみなさんも、夏の暑さ対策を実践してみてくださいね！